水光注射とは?
韓国では“煌めくようなつやと弾力のあるお肌”のことを「水光皮膚」といいます。潤い、ハリ弾力のあるお肌を目指して肌に細かく注射していく施術が『水光注射』です。水光注射製剤の主成分は非架橋ヒアルロン酸ですが、その他に肌の回復、改善を促す成分が+αされている製剤を使用するのが特徴です。注入方法も一般的なヒアルロン酸注入と異なり、比較的皮膚の浅い層(表皮、真皮層)に細かく数多く少量ずつ注入していく方法を行います。当院は機械打ちでなく医師による手打ちで細かく確実に注入してくのが特徴です。
対象となるお悩み
水光注射製剤、含有成分
当院では下記の水光注射製剤を中心に注射を行います。
①テオシアル・リデンシティⅠ(真皮コラーゲン層の密度増加)
独自の製法により非架橋ヒアルロン酸に加え、皮膚の常在成分が配合(特許)。真皮コラーゲン層の密度増加や抗酸保護に対して相乗に作用します。
①皮膚の再構築と細胞再生・・・アミノ酸+ミネラル(亜鉛、銅)+ビタミンB6
②抗酸化保護・・・グルタチオン+Lシステイン+αリポ酸
③水分保持・・・非架橋ヒアルロン酸(15mg/ml)+アルギニン
リデンシティⅠの特徴は非架橋ヒアルロン酸に加え、アミノ酸や亜鉛、銅などミネラル、ビタミンがコラーゲン、細胞構築のプラスとなり、抗酸化物質は細胞を酸化から守る役割となります。ヒアルロン酸は 水分保持、保湿とともに真皮層ではコラーゲン産生環境を整え、また表皮においてターンオーバーを円滑にする働きもあります。
②ベロテロハイドロ(保湿重視)
水分保持によりこだわった成分、非架橋ヒアルロン酸(18mg/ml)+グリセロール(21mg/ml)
グリセロールは水をひきつけながらヒアルロン酸の周囲に保護するように集まります。ヒアルロン酸を保護しながら保湿効果を高める働きがあります。より保湿にこだわるならベロテロハイドロが適応となります。乾燥肌は冬に悪化しやすい傾向にありますが、夏に全く乾燥しないわけではありません。特に空調環境に常にいる場合は夏であっても乾燥肌であることが多いです。このような場合、乾燥肌予防・対策としても水光注射を定期的に行うことはよい方法です。
★使用する針
使用する針は痛みが少なく、また細かく注入できる針を使用しています。この針はボトックス注射やリジュラン注射、麻酔時にも使用しています。
水光注射施術の流れ
医師診察
問診票記入、洗顔後に医師診察となります。お悩みをお聞きして、水光注射の適応かどうかを判断、また水光注射の効果、メリットなどをお話しします。麻酔(クリーム麻酔、約40~60分)
水光注射の範囲に麻酔クリームを塗布、約1時間お待ちいただきます。水光注射
麻酔をふき取り、水光注射を行います。当院では医師が手打ちで1ヶ所ずつ注入していきます(機械は使用しません)。止血、冷却
注入後、止血を確認、冷却し終となります。水光注射直後は細かく膨らみがみられますが、時間とともに消失していきます。
水光注射後の経過と効果
水光注射直後は注入範囲に細かい膨らみが多数ある状態です。直後がピークで、その後時間をかけて膨らみは消失していきます。消失には水光注射後平均1~2日(ダウンタイム)ですが、個人差もあります。赤みが現れることはあまりなく、出たとしても麻酔の効果がなくなる数時間後には消失していきます。しみることがなければスキンケアは当日から可能です。メイクは翌日から可能です。
水光注射の効果実感はまず、潤いから始まります。乾燥肌があるかたは特にその体感が強いです。また滑らかさ、肌調子の良さ、メイクのりの良さも感じます。次に水光注射を繰り返していくと肌のハリ、弾力が感じられます。これはコラーゲン新生には時間差があるからです。
水光注射の持続期間と治療間隔
効果持続は単発で1~2か月ですので、理想は2~4週に一度の施術を3~5回受けることを推奨します。その後は半年~一年に一度ですが毎月行う事も可能です。
副作用
アレルギーによる赤み、かゆみ、皮下出血、しこりなど
※あくまでも副作用は考えられるものであり、必ずでるものではありません。ご不安なかたは診察時、医師にご相談ください。
Q&A
- 施術後はお化粧可能ですか?
- お化粧をして帰ることもできますが、お肌への負担を考えると当日は基礎化粧だけのほうが良いと思われます。
- 水光注射の副作用はありますか?
- 水光注射製剤の成分自体のアレルギーがなければ、その他副作用は考えにくいです。
- 水光注射と併用すると良い治療は何ですか?
- さらに潤いを与えるという観点から注射後のケアとしてメソポレーションはベストと思われます。また水光注射にリジュラン注射を混ぜて使用することもあります。
水光注射の料金一覧
1回 | |
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ベロテロハイドロ 1本 | ¥38,500 |
テオシアルリデンシティⅠ 1本 | ¥38,500 |
残使用 | ¥3,300 |